WAAJ 国際シンポジウム
フランク・ロイド・ライトと日本の建物保存
---帝国ホテルライト館の意義を再考する---
意義あるプレゼンテーションと活発な討議をいただき、
すばらしいシンポジウムになりました。
講師の皆さま、参加いただいた皆さまとシンポジウムの実現に貢献いただいた皆さまのご協力に感謝いたします。
フランク・ロイド・ライト設計の帝国ホテルライト館が、日比谷の地からその姿を消した1967年12月から40年が経過しようとしています。その40年のなか、ライトの旧山邑邸、自由学園明日館を始め、歴史的建物の保存が成功し、また、その一方で、保存できなかった建物もありました。
日米で保存に深く関わった方々をお迎えし、歴史的建物の保存の経験談と保存活動にかかわる情報を共有する機会を持ち、ライトの建築から今学べること、そして、日本の建築文化財継承について討議します。
日時: | 2007年12月3日(月)午後1時から午後8時30分 |
会場: |
新生銀行 新生ホール |
フライヤーダウンロードは、こちら
国際シンポジウム プログラム:午後1時30分から午後7時45分
1. プレゼンテーション:帝国ホテルライト館の保存のインパクト
コーディネータ:兼松紘一郎 DOCOMOMO-Japan幹事長
日本建築家協会保存問題委員会WG主査
基調講演:鈴木博之 東京大学大学院教授、DOCOMOMO-Japan会長
プレゼンター:阿佐見昭彦、荒川毅也、島義人(建築家)
2. パネルディスカッション:歴史的建物の保存事例紹介と将来への提案
コーディネータ:兼松紘一郎
パネリスト:
・David Stewart 東京工業大学教授
・松波秀子 修復建築家、清水建設技術研究所上席研究員
・南迫哲也 建築家、工学院大学名誉教授
・Cherilyn Widell HNTB Corps保存事業プリンシパル
・事例紹介
Michael Crittendon 日本スチールケース ライト設計May邸オーナー
Gary Ditmer ライト設計Schwartz邸オーナー
藤原房子 東京女子大学レーモンド建築 東寮・体育館を活かす会