イベント・アーカイブズ

WAAJ見学会:実感したいライトの系譜

小宮一郎邸および学園町散策
2006年3月25日(土)

小宮一郎邸(東京都東久留米市)
設計:遠藤新 1937年
学園町に隣接するひばりが丘の一角、自由学園の東南に位置する敷地に建っている。施主は国文学者であった小宮一郎、設計はライトの愛弟子として知られる遠藤新で、昭和12年(1937)に竣工した。ずんぐりとした外観は目立つものではなく、遠藤の大正期から昭和初期への作風の変化を表した一例である。室内では、読書のために工夫された暖炉が、居心地よい居間の要となっている。

学園町
『婦人之友』の創始者であり、自由学園を創設した羽仁吉一・もと子夫妻により大正14年に開発が始まった郊外住宅地である。開発は、自由学園(現自由学園明日館)の付属施設建設を契機に始まった。

案内と解説
井上祐一(文化女子大学短期大学部教授)



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